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冬場はどうしても窓を締め切って暖房するため、車の中の空気が乾燥しきってしまい、のどを痛めやすくなります。また、車内に長い間いて身体が暖まっているところで、急に寒い車外に出て身体を冷やす機会が多くなると、風邪をひきやすくなります。 これを防ぐには、ときどき車内の空気を入れ換えたり、また、車から外へ出るときはコートを着るなどして、寒さから身を守る服装を心がけることです。 風邪をひくと、くしゃみ・鼻水・せき・発熱などの症状があらわれますが、病気はどのようなものでも、かかりはじめが肝心です。風邪をひいたかなと思ったときには休養と睡眠、それに栄養を十分にとり、暖かくして症状が悪くなる前に治すのがいちばんよいでしょう。 ◆風邪薬を飲んでの運転に注意 休養がいちばんとわかっていても仕事が忙しく、十分な休養がとれない人は、風邪薬に頼ることになるわけですが、風邪薬を服用するときは注意が必要です。 風邪薬に含まれている抗ヒスタミン剤は、くしゃみや鼻水などの症状を軽くする作用があるのですが、これには副作用として眠気を催したり、注意力が鈍くなったりして、運転には非常に危険です。
ある実験で、抗ヒスタミン剤を含む風邪薬を飲んだとき、人間の注意力などがどのように変化するかを調べたところ、服用後30分ごろから影響が出始め、2〜3時間で反応時間に遅れやムラが出て、ミスが増加したということです。薬の効果には個人差があり、体調によっても変わりますが、風邪薬を飲むときには次の点に十分注意しまし ょう。 ◆日常の健康管理を大切に 風邪をひかないためには、日頃の健康管理が大切です。規則正しい生活を心がけるなど、常に健康管理に気を配りましょう。 風邪の予防としては、人込みのなかを出歩かない、帰宅したら必ず手を洗い、うがいをする、十分な栄養と睡眠をとる、などが効果的です。 また、時間があれば日常的にウォーキングやジョギングなどの運動を行い、体を鍛え抵抗力をつけておくことで、風邪をひかない身体づくりを行っておくことも大切です。規則正しい生活を 心がけるなど、常に健康管理に気を配 りましょう。 風邪の予防としては、人込みのなか を出歩かない、帰宅したら必ず手を洗 い、うがいをする、十分な栄養と睡眠 をとる、などが効果的です。 また、時間があれば日常的にウォー キングやジョギングなどの運動を行い 体を鍛え抵抗力をつけておくことで、 風邪をひかない身体づくりを行って おくことも大切です。
澤井 憲治
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