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合併して一ヶ月になります。小島洋紙からアオイ洋紙へ。もともとアオイ洋紙の人は合併って何なのだろうと思われるがいろいろの理由で合併しました。そのなかでの一番の要因は伸びるためにちぢむことです。ちぢこまってまわりをみつめてください。いままでに何をしてきましたか。営業・事務・業務は、それぞれが発生した仕事に追われ、日々目の前の仕事をなんとかこなしてきただけではありませんか。事務は日々の売上事務に追われるばかりで、お客さんを意識して受話器を持ったままお辞儀をしたことがありますか。お客さんから担当営業に電話してほしいと頼まれたら連絡をしてくれたかの確認をとっていますか。業務はどうすればよりお客さんの満足を得られるかを意識しながら何時も配達していますか。営業においてはお客さんの望まれることを先取りして提案したことがありますか。訪問しなければ日報が書けないから訪問し、配達があるから営業に行き、集金があるから訪問し、用事がなくても御用聞きで訪問してきただけではないですか。それが貴方の数字です。これからは少数精鋭(小数のえりすぐった者によってことにあたること)でなければなりません。お客さんを向いて商売をしなければなりません。お客さんを向いて仕事をすると言うことは、断裁指示書どおりに断裁すればいいのではなく、切り方の良いのは絶対必要、包装も表示書きもお客さんの満足のいくように、言い換えれば貴方がお客さまの立場になったとき、加工品の表示が殴り書きで満足しますか。包装が悪くても満足しますか。配達が乱暴でも満足しますか。配達をしてくれたのだから黙って帰っても満足しますか。薄汚れたトラックでもISOさえ取れば世間は認めてくれますか。まして営業の貴方はお客さんを向いていますか。お客さんに買っていただいているから給料を頂いていると意識していますか。売上を伸ばすために訪問件数を増やしていますか。御用聞きより、お客さまの期待を超える提案営業をこころがけるにたりる勉強をしていますか。内容と量を意識して訪問計画を立てていますか。計画を立てたが実行に移すのにスピードが伴わなければ目標は達成されないとはいってもスピードを重視するあまりにパソコンやFAXを駆使しても人間関係のないところに商売は成り立たない事をよーく理解して、勉強しなさい。 業務も事務もアオイの社員はだれもが、惰性ではなく、綿密な行動計画をたててスピードを持って行動しなさい。俺はがんばっている、一生懸命働いていると感じている人はより一層お客様に喜んでいただこうと言う情熱を込めて、お客様を向いて、お客様の気持ちになって一生懸命精根つくして働いてください。そこから働く喜びと生き甲斐を味わうことが出来るのでますから。
専務取締役
小島 誠之 |