「物を大事に」


 一流と名の付く人は、道具を大事にする聞きます。料理人は常に包丁を研ぎ、鍋はきれいに磨いて丁寧に道具を仕舞う。いい料理を作りたいと思っていれば、おのずとそのような感謝の気持ちが起きるのではないでしょうか。

 それはスポーツの選手でも同じ事が言えるのではないでしょうか。ゴルファーは、いわば自分の分身のようにクラブを大事にし、野球選手はバットやクラブを大事に手入れします。

 物を大事にする気持ちがあるからこそ良い仕事ができ、また人を感動させるプレーが生まれるのではないのでしょうか。

 我々は毎日の仕事で使用している自動車・プラッター移動ラック・自動ラック・断裁機・事務用品などなど、日頃自分たちが使用している物をどれだけ大事に使用しているだろうか。いつも何気なく乗ってキーを回せば、またボタンを押せば動く物と信じていますがこれも日頃からの点検・整備があってのことです。心を込めて大切に扱えば必ず物は自分の持ち味を存分に発揮して応えてくれるはずです。効率のいい仕事・経費の節減にも繋がるのではないでしょうか。物の気持ちになって今一度まわりを見つめ直してみたいものだと思います。                 

 




アオイ洋紙 福山支店
佐藤 聖


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