「気をつけましょう !」


 ◎インフルエンザと普通の風邪の違い。

 普通の風邪の症状は喉の痛み、鼻水、 くしゃみ、などが中心で全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエ ンザほど高くなく、重症化することはほとんどありません

 一方、インフルエンザの場合は38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて風邪と同様の喉の痛み、鼻水などの症状も見られます。更に、肺炎、小児では中耳炎、発熱痙攣などを併発し、重症化することがあるのも特徴です。また、インフルエンザは、基本的に流行性疾病で、日本では、例年11月〜4月に流行しますが、一旦流行が始まると、短期間に乳幼児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点や、インフルエンザが流行した年には、高齢者の冬季の死亡率が普段の年より高くなるという点からも、普通の風邪とは異なります。

 ◎インフルエンザにかからない為には。予防の基本は、流行前にワクチン接種を受けることでとす。また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなります。喉の粘膜の防護機能が低下するためですので、外出時にはマスクを利用したり、室内では加湿器を使って適度な室温を保ちましょう。十分に休養を取り、体力や免疫力を高め、常日頃からバランスよく栄養を取ることも大切です。帰宅時のうがい、手洗いも、感染症の予防としてお薦めです。 

 まだまだ寒い日が続きますので、身体には十分気をつけましょう。         

 




アオイ洋紙広島本店
川本 学


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