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最近「脳を鍛える」、「脳年齢」という言葉をよく耳にします。実際某ゲーム機は「脳を鍛える」ソフトの発売によって日本国内で500万台以上、全世界で1300万台以上を史上最速で売り上げたそうです。これほどまでに、脳に対する関心が高まっています。 脳の機能は青年期を過ぎると加齢とともに低下します。これはごく普通の生活をしていても体力や筋力が年々低下してくるのと同じです。 しかし、体力・筋力は毎日の毎日の運動習慣で低下を防ぐ、もしくは向上させることができます。つまり、体力は鍛えることができるのです。そして私たちの脳についてもこれらと同じだということがわかってきています。毎日積極的に脳を使う習慣をつけることによって、脳の機能低下を防ぐことができるのです。 最近物忘れが激しくなったと感じたり、言いたい言葉がなかなか出てこないなど思い当たることはありませんか?脳を鍛えることによってこういった症状が改善される可能性があります。また子供の脳を鍛えることにより、想像力や記憶力を高め、我慢強くなるという効果あることが近年分かってきました。 「脳に蓄えられている知識を実際の場でどのように使うか?」これは脳の司令塔である「前頭前野」の働きによります。つまり蓄えられた知識をうまく活用したり、現実の問題をうまく処理したりする「本当の頭の良さ」とは前頭前野をうまく使えるか同化にかかっているのです。この前頭前野をうまく使えるように鍛えるには「音読」や「計算」が特に効果的であるそうです。簡単な計算を早く解くこと、文章を声に出して読むこのような単純なことが最も効果があるのです。 脳の鍛錬に最適な時間は最も脳が活発に働く午前中だそうです。一日ほんの数分、通勤時などにトレーニングしてみてはいかがでしょう?
アオイ洋紙 広島本店
鈴木 一浩 |