「夏バテ」


 この夏も暑い日が続いていますが、皆さん夏バテになってないですか?

 一言で「夏バテ」といっても、病気なのか何なのか分からないと思うのですが、医学的には暑さに対抗しようと必要以上にエネルギーを消費し、体にかなりの負担を掛ける結果、自律神経に狂いが生じてきて体の水分の循環がうまくいかなくなり、熱がでる・だるくなって胃腸の働きが弱まり食欲もないといった症状がでてくる。それに加えてストレス・睡眠不足等、単に一過性のものではなくなってきているのが最近の「夏バテ」らしいです。

 そうなると仕事にも支障が出てきて、思いがけないミスや事故にも繋がりかねない事になり、ますます悪循環になってきます。普段の生活の中で色々と体調面で対策を立てている方もいると思いますが、基本的には水分をこまめに取る、睡眠を普段より多めにといったことですが、一番大切なのは食事だと思います。確かに冷たい麺や飲み物、特にビール等は暑ければ暑いほど美味いです。でも自分の体には思いのほか負担がかかっているのも事実です。

 そこで夏バテに効く食べ物を調べてみると、うなぎ・梅干・納豆・豆腐はビタミンBが多いらしく、特に梅干は乳酸を取り除く作用のほか、糖質を脂肪に変化させない働きもあるとのこと。以外にも昔から日本にある食材が夏バテに効くものが多いんだなと感じました。あとお勧めなのが『鍋』です。あえて暑いときに食べる鍋は物凄い汗をかきますが、体から悪いものを全部出して、その代わりに野菜や肉の栄養をとっている、そんな気分にさせてくれます。

 元気があれば何でもできる!とは、アントニオ猪木の言葉ですがまさにその通りで、夏だけではなく、一年を通して元気を保っていける体力作りも大切ではないでしょうか。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、それも昔の話のようでいつまで続くかわかりません。体調をしっかり整えて頑張っていきましょう。

 

 




アオイ福原(株) 広島本店
石川  晃


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