「今後の再生紙の動向について」


 製紙メーカ各社が古紙100%再生紙の生産を中止するという動きがあります。

 日本製紙はグリーンプロポーション、王子製紙、三菱製紙などはFSC森林認証の取り組みなど、その他のメーカーも同様に古紙100%の製品から古紙とパルプをうまく配合した製品への取り組みを行っています。

 これは古紙を上手にたくさん使うという目的で古紙を一定の紙に高配合したり、一律○○%以上とする考え方から品種や用途に応じた適切な配合率に変える。古紙の適切な配合により、チリや白色度管理がコントロールしやすくなり、歩溜まりが上がるため、再利用可能な古紙パルプ生産高が増えることになると言う考えからです。

 ISO14001を認証取得している私達もこの動きに注目し勉強していかなければならないと思います。

 六月の営業研修でもしっかり勉強し知識を身につけたいと思います。              


       

 

 




アオイ福原(株) 尾道本店
小林 英昭


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