相手のしてくれた事が嬉しかったり、ありがたいという気持ちになったりした時は、心の中に閉まっておかず、それをきちんと伝えましょう。

　人というものは、感謝されると幸せな気分になって、その感謝の気持ちにまた応えたくなり、より一層誠意を尽くすこともあります。しかし、心の中では感謝していても、その気持ちを行動で伝えなかったらどうでしょう。次回はそれまでのようにきちんとやってもらえないかもしれないし、何もしてもらえないかもしれません。けれども、感謝の気持ちを行動で表したら、たいていの人は、次回はもっと頑張ってくれます。｢ありがとう｣は、口に出すことが重要です。

　一言に｢ありがとう｣といっても心にもない事を言ったり、ぼそぼそと小声で言ったり、曖昧に言葉を濁すのでは、相手にはなかなか伝わりません。ちょっとした心遣いで出来る簡単なものですが、良い人間関係を築く上で、｢ありがとう｣をきちんと言える事はとても大切な事です。常に｢ありがとう｣という機会がないか気を付けていたいものです。