『環境マネジメントプログラム報告』


 環境問題が盛んに叫ばれている昨今、数年前からLOHASと言う新しい言葉が生まれ、様々な場面で使われるようになりました。LOHASとは、Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字から取った言葉で、直訳すると、健康と環境を意識した持続可能なライフスタイルという意味となります。

近い言葉ではエコがありますが、エコは大げさに言うと、とにかく環境に良い事を行う、例えば自動車の排気ガスが環境に悪いから自動車は全く乗らない。対してロハスは、少しでも環境に負荷が掛らない、例えば低燃費の車を使用する、と言うように誰もが少しの意識付けで継続して行動可能な考え方なのです。

我々の業界では再生紙がロハス的な商品と言えるでしょう。普段使用するPPC用紙を再生紙にすることは、誰もが簡単に行うことができる行動です。現状では官公庁、学校関係や大企業が、外部へPRする意味も含めいち早く再生PPCの使用がされ始めました。しかし、一般企業の再生PPCの使用頻度はまだ低いです。環境問題への関心はあるものの、現状で何も問題がなく、再生紙を使用する必要に迫られてないからだと考えられます。その為、ただ価格の安い通販や輸入紙を使用する流れができつつあります。

そこで我々としてロハスと呼ばれる考え方、言葉を提唱し、再生紙を使用する意義を伝えるような営業活動をするべき時だと考えております。コストパフォーマンスではない付加価値で再生紙の拡販に繋げて行こうと思います。




アオイ福原(株)
福山支店営業部 再生紙拡販チーム 井上


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