「アオイブランド」


 昨日学校から持ち帰った学級新聞におもしろい記事があったので載せます。 岡山県の宮脇昭さんという日本の植林の第一人者がおられます。この人は日本の高度成長期にほとんど木が伐採され、森林が破壊されていった時代にその危険性にいち早く気づき、森林保護、植林の必要性を訴えた人です。当時は誰も彼のいうことに耳を貸す人はいませんでした。けれど彼は諦めませんでした。たった一人で植林を始めたのです。そういう彼の姿を見てだんだんと賞賛する人が出てきて、また実際に災害が起きたり、魚が捕れないなど漁業にも影響が出始めて、森林保護の必要性に人々が気づくようになっていったのです。つまり最初はたった一人の人間の努力だったのが、それに賛同する人が増えてだんだんと大きな社会の動きになったのです。皆さんも同じです。一人一人が頑張ることが集団の質や評価を変え、その一人一人のプラスの評価となって返ってくるのです。今の状況を良くしていく為に自分のできることをする、その事が広がれば、「あの人はがんばっているね」から「あの班はいい」、そして「あのクラスは あの学年は あの中学校はよくがんばっている。」に広がっていくのです。その努力は小さな事でもいいのです。「クラブをする」「掃除をする」「授業を聞く」「人に優しいこえかけをする」そのことがブランドを作っていくことになる…!私たちの日常生活の中でも「近所の人に大きな声で挨拶する」「近所に迷惑のかからないように掃除をする」「相手の立場になって物事を考える」できていますか?そういう小さな積み重ねがブランドを作っていくことになります。また一人一人のプラスになって返ってくるのです。そういう意識を持って生活してください。アオイ福原でも、「あの人はがんばっている」から「あの会社はいい」、そして「その人の その会社は あそこの従業員はみんながんばっている」に繋がってくると思います。みなさんでアオイブランドを作っていきましょう。

 だるまは「七転び八起き」といって「倒れても必ず起き上がる」という縁起のいいものです。失敗してもそこから起き上がって前より成長していくことが大切です。成長は失敗の積み重ねの中から学ぼうとした人だけに与えられるものです。チャレンジ精神を持ち続け前向きに頑張りましょう。




アオイ福原(株)
福山支店営業部 友滝 亨


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