「インフルエンザ」


 非常に寒い日々が続いています。この時期には体調不良になりやすく、風邪をひく、インフルエンザにかかる事もあるので十分に注意、予防をしなければいけません。特にインフルエンザに一度かかってしまうと、数日間の安静が必要となり、周りに迷惑を与える事も考えなくてはいけません。

 どうしても体調が悪いなぁ、と思う事はあるとは思います。体がだるい、せきが出る、のどが痛い、等の症状が出た場合、それがインフルエンザに因るものなら、一刻も早く医者に診てもらいましょう。ウィルスを広めない為、発熱期間を短くする為、すぐに受診する必要があります。

 そこで症状の出かたで、風邪なのかインフルエンザなのかの判断の参考にできればと思い、風邪とインフルエンザの違いを厚生労働省のホームページを参考に簡単にまとめてみました。

●風邪
 ・症状 のどの痛み、鼻水、鼻づまり
     くしゃみ、咳、発熱
 ・発症 比較的ゆっくり
 ・症状の部位 鼻、のどなど局所的

●インフルエンザ
 ・症状 高熱、頭痛、関節痛、咳
     のどの痛み、鼻水
 ・発症 急激
 ・症状の部位 強い倦怠感など全身症状

 風邪との違いは突然の発熱。「風邪はだらだらと37度程度の熱が続くが、インフルエンザはまず悪寒がきて、その後1日ほどで38度〜40度にもなる発熱がくる」との事です。また、のどの痛みや鼻水、咳などの症状に加え「関節痛や筋肉痛など、全身に強い症状が出る」点も特徴的です。風邪のように局所的な症状ではなく、全身に倦怠感を感じたら、インフルエンザの疑いが強いという事です。

万が一、インフルエンザにかかってしまった場合、すぐに医療機関で受診する必要があるので、自分自身で風邪とインフルエンザの見抜き方を知って早く治療をする事が重要です。 まだまだ寒い日は続きますが、うがい、手洗い、特に体調がすぐれない時には人ごみは避ける、湿度の管理、バランスの良い食事、十分な睡眠で効果的な予防をして、この冬を乗り越えましょう。




アオイ福原(株)
福山支店 井上宣幸


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