「2014年末挨拶」


 今年も残すところわずかとなりました。

 皆様一年間ごくろうさまでした。

 8月には広島市の安佐区で未曾有の災害が起き知り合いの方、お得意先等に被害がなかったかと随分心配いたしましたが幸いにも皆様がご無事で安心いたしました。しかし多くの方々が災害にあわれ心よりお見舞い申し上げます。

 4月の消費税増税で思わぬ景気の後退に苦慮いたしました。当社の66年という長い歴史のなかで、良い時悪い時、様々な局面を経験し現在に至っており、その背景には、多くの社員のたゆまぬ努力があったからに他なりません。

 昨今では、2003年のアオイ洋紙、小島洋紙、中国倉庫の合併、2006年の福原商店との合併、2012年三木商事との資本提携、などなど先を見越した経営が今の繁栄につながっております。

 そしていま、それぞれの現場が年末にむけて、一人ひとりが頑張っている姿を肌で感じながら改めて長い年月継続して商いが出来ることに感謝いたしております。

 夏ごろからの急激な円安は紙業界にとっては良い材料ではありません。

 輸入パルプの高騰、ガソリンの値上げ、それにより輸送経費の増加、また個人情報の流失により、通信教育業界の印刷物への影響など来年度の紙業界は不透明であり心配は尽きません。でも、好調な業績は努力なしではやってきません。いま仕事があり、元気で毎日過ごすことができることに感謝し前向きに行動していきましょう。そうすればきっと良い結果がやってきます。

 アオイ福原は地域に根ざした商いを大切にし、「顧客第一主義」を貫きトップ企業めざしてたゆまぬ努力をし、顧客から信頼される紙商であり続けたいと思います。

 1年間本当にご苦労様でした。来る年2015年が皆様に取りまして良い年でありますよう祈念いたします。




アオイ福原(株)
取締役会長 小島 哲


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