「現場力を鍛える」

 初春のお慶びを申し上げます。

 明るく良い年でありますようお祈り申し上げます。昨年に引き続き、無事故で今年も過ごせますように願っています。

 年を取ると足腰が弱くなり、車の運転も難しくなり、行動範囲も狭くなります。自然と街中に住居を移し、インフラが整備されていない山間部から人口が減少します。耕作放棄農地が増え、空家が多くなるのは必然の成り行きではないでしょうか。

 しかし、JR九州の会長は、
「駅周辺に人が集まり鉄道の利用客は増える。
 嘘や偽りやごまかしがなく、手間を惜しまず、正義と良心に従って行動する『誠実さ』により現場力をつくる。
 情熱と勇気をもって、成長と進化を遂げていくJR九州は、グループと共に社員一人ひとりも成長と進化を続け、新たなお客様をつくる。
 2016年売上目標10%アップ。クルーズトレインななつ星in九州は、3泊4日コース平均80万円。2016年2月出発分倍率33倍、9月出発分26倍、リピーター率21%。これは全て現場力による。」と言います。

 現場力とは、

  業務知識と技術力
  問題の発見力と解決力
  変化への対応力
  現場を知り、現場を重んじ、現場から考え、現場をサポートする力

 基礎となるのは、
  コミュニケーション力

 アオイ福原グループが、地域から求められる企業、生き残る企業でいられるには、現場で起きる様々な問題点を発見し、解決する現場力が必要だと思います。

 現場力は品質、コスト、スピード、持続性で比べることができます。現場力を鍛えるため、会社の戦略や方針を正しく理解、納得、自分たちの役割を認識し、結果を出すのは自分たちだという強い自覚、誇り、当事者意識を持って努力を続け、諦めないことで、新しいアオイ福原の社風を生み出し、人口減少時代に生き残れるのだと思います。

 今年も無事故で頑張りましょう。

 

 

アオイ福原(株)
顧問 小島 誠之

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