「チーム力で戦う姿勢 3Cでガンバロー」

    2016年が明けて1ヶ月が過ぎました。年初から、株安、原油安、中国の景気低迷、円高傾向と不景気の波により、紙業界も需要が落ちてきて厳しい状況になってきています。しかし、その中でも我々は前を向いてやっていくしかありません。

 先日、得意先で行われた日本マネジメントケアリスト協会理事長である浅井浩一先生の講演会に参加させて頂き、『助け合えば、個人も組織も元気になれる』というテーマで講演を聞きました。

 浅井先生は競輪選手を目指されましたが失敗し、さらに町役場、郵便配達員の就職試験にも落ちて、最後に残された日本専売公社に「勤務地域限定の」地方採用として、「どんなにがんばっても偉くなれない立場」で入社されました。

 幼少期は、チック症でいつもおどおどしており、勉強も落ちこぼれでした。しかし、小学校5年生の時に、美術の先生に描いた絵をほめられ、校長室に飾ってもらったことをきっかけに少しずつ色々なことに前向きに取り組めるようになります。その時「こんな自分だって変われたんだ。人はきっかけさえあれば必ず変われる。」と思うようになったとのことでした。

 そして、入社以来まったく営業経験のない先生は、きめ細かいコミュケーションを通じて、荒れた職場を劇的に変化させ、当時全国最年少の営業所長に大抜擢されました。その後、歴代最年少支店長にも任命され、極めて業績が低迷し閉塞感に陥っていた支店を連続日本一に導かれます。そのわけは、全営業員が一人の落ちこぼれもなく全員標準以上の評価を獲得できたこと、すなわち、一部の優秀なメンバーによってもたらされた快挙でなく、全員で成長しお互いが協力しあう『チーム力で戦う体制』を構築できたことが快挙を成し遂げたと言っても過言ではない。とお話しされました。

 我々も厳しい状況の中ではありますが、皆で挑戦(challenge)して、チャンス(chance)を掴み、変わっていき(change・変化)、前向きに頑張りましょう。

アオイ福原(株)
福山支店長  高橋 裕治

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