今年のプロ野球の全日程も終わり広島東洋カープは日本シリーズでは惜しくも３２年振りの日本一はなりませんでしたが、今年は新井選手の２０００本安打に始まり、黒田選手の日米通算２００勝、野村投手の最多勝、菊池選手の最多安打、ジョンソン投手の沢村賞といった個人タイトル獲得などベテラン若手の力がバランスよく噛み合いチーム一丸という言葉がピッタリと当てはまる戦いで２５年振りのリーグ優勝を成し遂げ、記録だけでなく記憶にも残る素晴らしいシーズンではなかったと思います。

　体協からの依頼で１１月５日（土）に行われた広島東洋カープ優勝パレードの警備の手伝いに参加しました。沿道の柵の所で沿道に入らないようにする警備だったのですが、柵の一番前に来ていた人に何時から待っていたのか聞いてみると、朝４時頃から待っていたそうで、４時でも遅かったとのことで、既に場所をとられていた方も多くいたそうです。

　平和大通りに３１万３０００人の人が沿道に集まり、パレードが始まると大歓声が上がり黒田選手、新井選手を乗せたオープンカーが通ると泣き出す人もいたりして、パレード車９台が通り過ぎるわずか１０分足らずだったのですが最高に盛り上がっていました。警備とはいえ８時３０分頃集合して一番近くで優勝パレードを見ることが出来たのは朝早くから場所とりに来られていた人には申し訳なかったですが役得で良かったと思います。

　黒田選手の引退は残念ではありますが、来年も引き続き今年のような強さで広島をさらに盛りあげてくれることを期待しています。