「整理整頓 「片付け上手は仕事上手」」

 2017年が明けてあっという間に1ヶ月が過ぎ、2月となりました。昨年は需要低迷により我々紙業界にとっては厳しい1年となりました。世界的にはイギリスのEU離脱、アメリカ大統領の選挙で共和党のドナルド・トランプ氏が当選となるなど、大方の予想に反した結果となり、多くの人が現状に満足しておらず、改革を望んでいるように思われます。

 日本製紙連合会は、2017年の紙・板紙の内需見通しを昨年比1.0%減と見ています。今年も需要減の厳しい中ではありますが、各々が何をすればよいか考えて、チャレンジしてみましょう。それでダメだったら、また考えてよい結果が出るまで頑張りましょう。  私の机の周りには使わないものがたくさんあり、書類を探す際にも「あれ?どこにやったかな。」など必要なものを見つけるのに時間がかかってしまいます。処分しようとしても、ついつい後回しにしてしまい、見ない資料を長いこと置いているということがあります。

 片付けとは「整理・整頓」のことです。整理とは「減らす」ことであり、整頓とは「使いやすいように配置する」ということです。より効率的かつ効果的に片付けたいなら、まず「減らす」ことから始めるべきです。整理を徹底することが、片付けを成功させる一番の秘訣です。片付けが苦手な人は、まず整理(物を減らす)を徹底して行ってみることが、片付けを成功させる大切なポイントであり、ものが減った状態で整頓に入ると片付けがスムーズにできるということです。

 そして、その整理整頓された状態を維持するように、片付けを習慣化できれば完璧です。  昨年、私が担当している得意先ががらりと変わりました。事務所の机の上にあるものはパソコンだけになりました。使わないものは、すべて処分したそうです。全社員で取り組み、印刷機の周りも物が少なくなり、きれいに広くなりました。そうすることによって効率も良くなったそうです。

 今年は酉年です。酉の年は商売繁盛につながり"とりこむ"ということから"商売"や"運気"を取り込み良い年とされています。 たくさんの良いことを取り込んで、より良い結果が残せる一年にしましょう。

アオイ福原(株)
取締役福山支店長 高橋 裕治

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