「飲酒運転を根絶しよう」

  ●飲酒運転の刑罰等を周知徹底する。

 今年も年末の交通事故防止県民総ぐるみ運動が、12月1日(金)〜10日(日)まで実施されます。運動のスローガンは「まだ行ける 渡れそうでも 待つゆとり」です。 また、運動の重点は、

・高齢者の交通事故防止
・飲酒運転の根絶
・自転車の安全利用の推進

となっていますので、各事業所では重点に沿った交通事故防止活動を推進しましょう。

 中でも、この時期は飲酒運転の根絶に事業所ぐるみで取り組みましょう。事業所においては、運転者に飲酒運転を絶対にしないことを意識づけさせるために「飲酒運転根絶宣言書」に署名・提出してもらい、職場に掲示したり、カードにして携行させ、飲酒運転根絶の意識づけを図りましょう。

 また、宴会など飲酒を伴う行事があるときは、責任者が出席者の交通手段をチェックし、車による出席を禁止するとともに、タクシーや送迎バス、運転代行等の手配等の対策を講じましょう。

●「酒気残り運転」を防止しよう

 「寝たから醒めた」と思って運転をして事故を起こすケースが発生しています。しかし、アルコールは思っている以上に体内に長く残っています。

 前日の酒が残っていないかチェックするために、朝礼や点呼のときに、運転者の顔色、呼気、応答の声の調子を確認することに加え、アルコール検知器での検査を実施しましょう。

 この場合、検知した測定値を本人だけでなく、管理者や他の運転手も確認し、より確実なチェックを行いましょう。

●ハンドルキーパー運動を推進

 ハンドルキーパー運動とは、自動車で仲間と飲食店などに行って飲食する場合に、お酒を飲まない人を決めておき、その人がお酒を飲まずに仲間を自宅まで安全に送り届けて、飲酒運転を防ごうという運動です。

 この運動をすすめるうえでは、

@飲む前にハンドルキーパーを指名しておく
Aハンドルキーパーであることの目印(シールなど)を提示する
Bハンドルキーパーには、絶対に酒をすすめない、飲ませない

これらのことを、徹底しておきましょう。

アオイ福原(株)
A&F:TIMES事務局(【安全運転管理】より抜粋)

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