「ジャネーの法則」
11月に入り朝晩めっきり冷え込んで来て冬の到来を感じるようになりました。 今年も残り2ヶ月足らずで終わりとなりましたが、年齢を重ねる度に時間が経つのが早く感じ、 1週間、1ヶ月、1年、があっという間に過ぎてしまったとそんな風に感じたことがあると思います。 これは気にせいでもなんでもなく「ジャネーの法則」と言って心理学的にも証明されている有名な現象だそうです。 ジャネーの法則は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、 甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶 される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという 現象を心理学的に説明した。ジャネの法則とも表記する。 簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。 例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、 5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間 は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。 引用元:ジャネーの法則−Wikipedia この法則によると人間80歳まで生きるとすれば体感的には20歳で人生の半分を終えているそう です。振り返ってみると20歳を過ぎから30代になった時もあっと言う間に感じましたが40代に入 ってからは自分の歳が今何歳なのか分からなくなるくらい加速していると感じます。 人生まだ先は長いと思っていても何もしないでいるとあっという間に過ぎてしまいます。 時間は有限という事を頭に置いて、後々後悔しないようにやりたい事、 やらなければいけない事は全部やるつもりで時間を有効に使うことが、 人生を楽しむ事につながるのではないかと思います。
アオイ福原(株)
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