「業界で一番お客様を大事にする会社であり続けたい」

 年の瀬を迎え社員の皆様一年間本当にご苦労様でした。

 2018年は身近で色々な事件、災害などがありました。

 4月には松山の刑務所から脱走犯が向島に潜伏し、22日後に広島で逮捕されるまで尾道は交通渋滞、検問などで経済活動に支障が出ました。

 7月には西日本豪雨災害で経験したことのない人災もあり、道路、鉄道が寸断され尾道では10日間も水の出ない生活を強いられましたが、社員の皆様の協力で水の確保をし、何とか凌げたことは感謝にたえません。

 また21号台風で大阪は大きな被害が出て、商品の入荷が中断したり、北海道では大きな地震が発生しました。

 でも暗い話ばかりではなくスポーツ界ではテニスの大阪なおみの活躍、平昌冬季オリンピックでは羽生結弦、小平奈緒が金メダルを取り、我らのカープは日本シリーズでは敗退しましたが、三連覇して大いに広島を元気にし、楽しませてくれました。

 我々を取り巻く環境は大きく変わり、印刷業界では活版印刷からオフセット印刷へ、平版印刷から巻取印刷に。インターネットの発達により新聞雑誌離れが進み当尾道でも70年間発行されていた山陽日日新聞が、10月31日で廃刊となり寂しい思いをしております。

 平成最後の年となり新しい年号の幕開けとなりますが、消費税10%への移行など課題山積ですが、お客様第一主義で全員が心を一つにして取り組んでいけば越えられない山は無いと思います。

 

アオイ福原(株)
取締役会長 小島 哲

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