「笑って生きよう」

 日ごとに春めいてきましたが、三寒四温の言葉どおり冬と春が行ったり 来たりで、寒暖差が激しい時期です。体調管理には十分気を付けていきましょう。

卒業のシーズンであり、つい先日、私の子供が所属しているソフトボールチーム の卒団式がありました。簡単に言うとお別れ会です。小学6年生7名が卒団する ことにより、1年生から6年生の親子全員で催しました。一人ひとりに作成した アルバムやDVDを見ながら涙と笑いありで、有意義な時間を過ごさせていただ きました。子供達から学ぶこともたくさんあります。それはそれで良かったので すが、アルバムの寄せ書きの中で6年生の一人が「笑って生きよう」と書いていました。

小学生にしては大人びた、いいこと書くなと思いましたが、その子は言葉どおり 練習している時も試合中でも、いつも笑顔でプレイしていました。キャプテンだ ったこともあり、敢えてそうしていたのかもしれませんが…

みなさんは最近笑っていますか?私自身は年齢を重ねるごとに笑いは減ってい るように感じます。ましてや腹の底から笑うというのは滅多にないかもしれません。

少し笑いについて調べてみました。

笑いは心や体に良いということは医学的にも実証されており、病気の予防や治 療においても注目を浴び、体の免疫力をアップする効果があると言われています。

笑いが発端となって作られた善玉が血液やリンパ液を通じて体中に流れだし、 細胞を活性化しがん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、 免疫力が高まり自己治癒力が向上するそうです。

逆に悲しみやストレスなどマイナスの情報を受け取ると細胞の働きは鈍くなり免 疫力もパワーダウンするようです。また笑うことにより脳の働きを活性化したり 、血行促進、幸福感をもたらす物質を分泌したり血圧を下げる効果があったりと 他にもさまざまな効果があるようです。

といっても面白くもないことに、作り笑いはしたくありませんが、作り笑顔でも同 じように身体が活性化され細胞の働きが活発になるそうです。

あまり楽しくなくても無理やり笑顔を作ることが大切かもしれません。

相手とコミュニケーションをとるのにも重要なことだと思います。

「笑う門には福来る」「一笑一若」という言葉もあるくらいで暗い顔して何かをするより ニコニコと笑っているほうが楽しいし心地よいし福を呼べるかもしれません。

お金もかからないですし。

笑いを健康や仕事のため、生き生きと過ごすためにも「笑って生きよう」を実践していきたいものです。

アオイ福原(株)
広島本店 石丸 真須己

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