「睡眠中に疲労を回復」

寝てもすっきりしない、疲れが残っている……そんな悩みを抱える人は多いと思います。 疲れが取れるかどうかに最も大きく関わっているのが睡眠の質、ちょっとした工夫で睡眠の質は上げられるそうです。

寝ても疲れが取れないのは、まず水分不足が原因かもしれません。

体からは常に呼吸や皮膚から水分が失われているため、水分を補わないと脱水症状を起こしやすくなります。 特に起こしやすいのが睡眠中。脱水症状になると血圧や心拍を整える自律神経の負担が増え、 寝ても疲れが取れなくなる原因に。これを防ぐために寝る前にコップ一杯の白湯を飲みましょう。 水分補給だけでなく、胃腸も温まり、副交感神経が優位になって寝付きやすくもなります。

寝姿勢で疲労回復度が変わり、最も良いのが“右向き寝”なのだそう。

仰向けで寝るといびきをかきやすくなります。いびきは舌根や喉の筋肉が下がって気道を圧迫して生じますが、 いびきをかくと呼吸に多くのエネルギーが必要で、自律神経も稼働して疲弊し、寝ても疲れが回復しません。 おすすめは右向き寝。横を向くといびきが抑えられるうえ、右を下にすることで胃の消化も助けられて自律神経の負担が減り、 疲れが取れやすくなります。

忙しくて睡眠不足の人も多いですが、疲れをとるために睡眠時間は最低5時間は必要かと思われます。睡眠中は浅い “レム睡眠”と、深い“ノンレム睡眠”が90分ほどの周期で繰り返されます。

ノンレム睡眠は、深さの度合いによってステージ1〜4に分かれ、最も深いステージ 3〜4が睡眠中に3回は起こると疲れが取れるといわれています。ですから90分× 3回にベッドに入ってから就寝するまでの時間を加えて最低5時間は睡眠時間を確保す るのがベスト。眠りには質も重要で、必要な睡眠時間には個人差がありますが、最低限 5時間は睡眠をとることを目指しましょう。

以上いろいろ書き連ねましたが、全てが個人個人で違うので、どれか一つでも試してみてはいかがでしょうか。

アオイ福原(株)
広島本店 福原 睦雄

戻る