「夏の安全運転管理…早めの休憩、疲労のチェック」

■疲れる前に休憩するのがコツです

 気温の高い日が続き体力の消耗が激しくなるため、夏バテ気味の方もおられるでしょう。
 過労運転に陥らないためにも、この時期は早めの休憩がもっとも大切です。
 暑いのに無理をして、ミスをしてしまえば無駄な時間を要するだけです。
 疲れてから休憩しても、疲労はなかなか回復しないのですが、疲労する前の早めの休憩を小刻みにとると、疲れがたまらないという研究結果があります。
 また、最近の研究では人間の身体は90分のリズムで緊張と緩和を繰り返していて、90分以上経つと脳の集中が途切れて機能低下が現れるので、作業はやめて休憩したほうがよいと言われます。
 早めに休憩しリフレッシュして暑さを乗り切りましょう。

■疲労の度合いはこんなサインで現れる

 次のような兆候が現われたら、「疲れ」のサインです。

・集中しているつもりなのにあくびが出る
・まばたきの回数が増える
・目がショボショボ、まぶたがピクピクする
・無意識に肩や首を回す
・足が重くなりブレーキが遅れる
・進路変更前にミラーを見るのが遅れてヒヤッとする
・青信号で前車が発進したのに気づくのが遅れてクラクションを鳴らされる
・黄信号で止まるのがおっくうになる

 疲れの兆候に気づいたら、ためらわずに休憩しましょう。

アオイ福原(株)
安全運転管理チーム

戻る