「正しい手洗いの方法」

 知り合いの話です。銀行のATMで順番待ちをしていた時のこと。 2、3人後ろのほうで、ゴホゴホ辛そうに咳込んでる人がいる様子。 「風邪ひいてるのかな?なんか苦しそう…」。その後もあまりにひっきりなしに咳 込んでいるので、気の毒になり、思わずチラッとそちらに視線を向けたところ、 それは30代くらいの女性でしたが、なんと彼女、マスクをしていなかった。 「えーーーっっ!?ウソでしょ??」と、目がテンになってしまったとのこと。 この新型肺炎ウイルスに全世界が注視しているこの時に、あり得ないわーって 思ったんだと、堰を切ったように(咳ではありませんよ。苦笑)話してくれました。
 こういうの、本人に悪意はないのでしょうが、やれやれですよね。

 マスクは見えるマナーですが、もうひとつ見えない「透明なマナー」が手洗いではないでしょうか。
 人間がウイルスに感染する要因の多くは、手に付着したウイルス等が物に付着し、 そこからまた手を解して鼻や口、目からカラダの中に入ること。電車のつり革、手すり、 エレベーターのボタン、ドアノブなどから手へと拡がる。気にしてたらキリはありませんが、 それを予防するいちばんの基本で最も重要な手段が「手洗い」なんです。

そこで!笑

改めて「正しい手洗いの方法」(日常手洗い)について復習しておきましょう。

1、水で手を濡らし
2、石鹸を泡立て
3、手の甲を揉み洗い
4、指の間を揉み洗い
5、親指をクルクル洗い
6、手のひら、指の先をクルクル洗い
7、手首を洗い(これ大事なんだって)
8、水で流して綺麗にふき取る

 どうですか?日常手洗いでも、思ってるより丁寧ですよね。 いかに普段、横着な手洗いをしているかということです。 ボクも横着してました。カタチが王冠の様であることからコロナウイルスと言われる、この新型肺炎ウイルス。 例えば手洗い無しで残存ウイルスの数が100万個だとすると、流水で手洗いするだけで1%にまで下がる (それでも1万個ですけどね)。石鹸で30秒もみ洗いすると0.01%まで残存率が下がります。

 たかが手洗いとなめることなく、出来るだけ感染しないよう、私たちに出来ることは、

「しっかり手洗い」

「うがいの励行」


そして「マスクの着用」

の3つです。
確かに怖い新型肺炎ウイルスですが正しく恐れ、正しく予防することで、良い仕事が出来るよう心がけていきましょう。

アオイ福原(株)
福山支店 箱田一貴

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