「基礎をおろそかにしない」

何か間違いがあるときはどこかで基礎を疎かにしている。
基礎とは何か。
基礎と言うのは土台です。
スポーツでも音楽でも、そしてもちろん仕事でも最初に教わるのはこの部分。
何回も何回も反復してカラダに染み付かせていくもの。
それをどこかで疎かにした時に間違いが起きる。
忙しいからと言って雑になった時に失敗する。
せっかく身に沁みつかせている基礎を疎かにするなんてもったいない。
ひとつひとつを確実に。
ひとつひとつを丁寧に。
先ずはゆっくり丁寧に確実に。

能の言葉に「守破離」というものがあります。

守る
守るとは、先人から受け継いできた基礎。基礎は、まず理解すること。
たとえばホウレンソウ。
ホウレンソウとはなにか。

報告、連絡、相談

それを当たり前にする。

守る(基本)が出来たら破る。
破るとは応用していくこと。
破ってもきちんと出来るようになったら離れる。
離れるとは自分のスタイルを創るという事。
それは基礎が出来ていて初めて言えること。
基礎を横着した自分のスタイルなんてありえない。

まずは「当たり前」をやるということ。

ごみを見つけたら拾う。
電気は小まめに消す。
あいさつをする。
ありがとうっていう。

ひとつひとつを確実に。
ひとつひとつを丁寧に。
そうやって今まで積み上げてきているのだから。
当たり前のレベルをひとつずつクリアして、当たり前をステップアップさせていく。
高いレベルのことが普通に(当たり前に)出来るようになる。
かっこいいじゃん、それ。

       

アオイ福原(株)
福山支店  箱田 一貴

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