「コラム」

 昨年の3月にもA&F TIMESに寄稿させていただいたのですが、ちょうど自粛が始まって、 各種イベントの中止からチラシ等の中止などで印刷業界・紙業界も大いにダメージを受けた時期でした。

 1年経った今でもいまだ自粛ムードが強く、外食・旅行はなかなか行き辛い状況が続いています。

前回のA&F TIMESではコロナ禍が明けたら行って欲しい観光スポットとして三次市にある「日本妖怪博物 館(三次もののけミュージアム)」を取り上げさせていただきました。

 さて今回は宮島水族館、通称「みやじマリン」を取り上げたいと思います。広島に住まう人なら1度は行 ったことがあるとは思いますが、何度も通っているという人は少ないのではないでしょうか?もしかした ら子供の時に行った気がするけれど大人になってからは行っていないなんて人もいらっしゃるかも知れま せん。宮島水族館は昭和34に広島県の施設として開設されると、昭和42年に宮島町営水族館として開業、  その後2008年から2011年の3年にわたる大改修を経て大規模リニューアルオープンを行いました。

 「瀬戸内まるごと」というコンセプトのもと、目玉の展示はスナメリ、牡蠣いかだ、太刀魚と少々渋めのチ ョイスではありますが、ペンギンやアシカと触れ合えたりと、他県の大規模水族館とはまた違った楽しみ方があります。

 さらに今年2021年には新しい施設のオープンも予定されています。今のところ「鯉の展示」ということし か明らかになっていませんが、オープンが楽しみです。

 また、せっかく宮島に行くのですからフェリーに乗るところから楽しむこともオススメです。 宮島駅近くには言わずと知れたアナゴ飯の「うえの」がありますし、広島側のフェリーターミ ナルが2020年に新たに観光商業施設「ette(エット)」としてオープンしています。

 もちろん、宮島に到着してからも楽しみは目白押しです。ずっと海沿いを歩いて景色を楽しむもよ し、商店街に入ってビール片手に焼牡蠣やアナゴちくわ、握り天などを楽しむのも良いでしょう。 商店街は私の子供のころはあやしげなタレントショップなどが幅を利かせていましたが、現在はオシ ャレなカフェなども増えているので、一度通ってみることをオススメします。

 気が向いたら厳島神社を拝観し、帰りにもみじ饅頭を買って帰る。これで丸1日楽しめることは請け合いです。

 これから、観光にはいい時期になります。感染症対策をバッチリしながら、久しぶりに宮島を訪れてみてはいかがでしょうか。

        

       

アオイ福原(株)
広島本店 石田 知也

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