「聖火リレー」

2019年末からの新型コロナウイルス感染症の流行による災難や危機的状況が今現在も続く中、延期されて いた東京2020オリンピックの開催が近くなってきました。今回は開催前に行われる聖火リレーについて調べてみました。

聖火リレーとは、ギリシャ・オリンピアの太陽光で採火された炎を、ギリシャ国内と開催国内でリレーに よって開会式までつなげるものです。オリンンピックのシンボルでもある聖火を掲げることにより、平和 ・団結・友愛といったオリンピックの理想を体現し、開催国全体にオリンピックを広め、きたるオリンピッ クへの関心と期待を呼び起こす役目を持っています。

東京オリンピック聖火リレーは、2021年3月25日福島県・ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジで スタートしたあと、日本全国47都道府県で実施されます。オリンピックの象徴である聖火は、121日間を かけて日本全国を巡ります。

聖火リレーのルートは世界遺産や 名所・旧跡・地域の人に愛されている場所など、各地域の魅力あふれる場所で実施します。広島県は5/17、 18の2日間で平和記念公園・嚴島神社・宮島や平成30年7月豪雨による災害から復興が進む県南部も訪れるこ とになっています。

スタートは、1日目は、1964年の東京オリンピックの開催式で最終聖火ランナーを務めた坂井義則氏の出 身地三次市、2日目は廿日市市から出発します。

ゴールは1日目が広島市の平和記念公園2日目が福山市の福山総合体育館となっています。

今回コロナ禍での聖火リレーに対して不安の声も多数上がっています。沿道における聖火ランナーの走 行の模様は聖火リレー期間中に毎日インターネットのライブ中継で視聴することが可能ですのでそちらで楽しむのがお勧めです。

聖火リレーのコンセプトは「希望の道を、つなごう」です。ランナー1万人は1年延期でも腐らずその時 を待っていました、何でも批判される今の世の中の空気が少しでも和らぐものになればいいと思います。

       

アオイ福原(株)
福山支店  村上 英之

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