「熱中症予防」

 1年越しで東京オリンピックも開催され各競技で熱戦が繰り広げられております。基本無観客試合ながら盛り上がりを見せています。しかしコロナ感染者数は増え続けておりいつになれば収束するのか分からない状況です。しかも夏本番を迎え連日30度を超える日が続き熱中症患者が急増する時期にもなりました。

 近年熱中症による死亡者数・緊急搬送者数の増加傾向にあり警戒が必要となります。今年の4月から環境省と気象庁が熱中症の危険性が高くなると予測された際に注意を呼び掛ける「熱中症警戒アラート」の運用を全国で開始しました。熱中症警戒アラートは湿度、温度、輻射熱(日射しを浴びた時に受ける熱や地面、建物、人体などから出る熱)から算出した暑さ指数で表わされます。指数が28を超えると厳重警戒となりすべての生活活動で熱中症になる危険性があり、指数31以上になると原則運動中止とされるそうです。指数が33を超えると予測された場合に都道府県単位でアラートが出され、環境省のウェブサイトで確認できます。 環境省と厚生労働省が促している、熱中症予防とコロナ感染防止対策は

  1. 屋外で人と2m以上確保できる場合はマスクを外す。

  2.暑さを避ける。
・ 涼しい服装や帽子
・少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動
・涼しい場所に入れなければ、外でも日陰へ

  3.こまめな水分補給を行う。
・目安は1日1.2リットル
・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに

  4.エアコン使用中もこまめな換気をおこなう。
・窓とドアなど2か所を開ける
・扇風機や換気扇を併用する

  5.暑さに備え体力づくりと日頃からの体調管理を行う。

  (出典:環境省・厚労省 「熱中症予防行動リーフレット」より)

  コロナ禍で2度目の夏を迎えてマスクが手放せない日々が続いていますが新型コロナ対策だけではなく熱中症対策にも正しい知識で対応していきたいと思います。

       

広島本店 石佐 直文

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