「年の瀬を迎えて」

早いもので今年もあと20日あまりとなりました。

昨年から続く経験したこともない、コロナ禍で明けコロナ禍で暮れた一年でした。

大変な状況の中でしたが皆様の協力のおかげで何とか年末を迎えることができました。ご苦労様でした。

私は11月19日で満87歳になりました。23歳から家業につき紆余曲折はありましたが、社員の皆様の 御蔭で順調に業績を伸ばし元気に過ごすことができ幸せです。

私は常日頃から何事をするのも目標をもってやろうと思い仕事に当たってきました。

目標を持つことの大切さはいうまでもありませんがメリットもありデメリットもあることがあります。

メリットは、
・進むべき方向が分かる。
・時間を有効に使うようになる。
・達成感を感じ気持ちが前向きになる。
など。

デメリットとしては
・プレッシャーを感じることがある。
・目標に振り回されることがある。
などあります。
しかし目標をしっかり持てば前に進んでいくことが出来ます。

アメリカの野球界で活躍された松井秀喜さんはインタビューで「しっかりした目 標をもって進んでいき不動心で進むこと。」が、イチローさんは「継続は力なり 。」が一番大事だと答えておられました。

本年度アメリカ大リーグでMVPに満票で選出された大谷翔平さんは二刀流を批 判されながらもやり遂げ、「難しかったがやりがいもあった、支えてくれた人た ちに感謝です」と目標をもってやりきった喜びを語っておりました。

本当に23歳で家業を継ぎ先代の父喜太郎の「一途に一本道 一途に一つ事」 「地区一番店になろう」という思いを引き継ぎ邁進してきました。

お客様、社員の皆さんのおかげで達成できたこと嬉しく思っております。

皆様も目標は、持ち場持ち場で違いますが、高い目標をもって進んでいただきた いと思います。

大晦日の夜、全国各地の寺で「除夜の鐘」をつきはじめます。つく鐘の数はご承 知のように108回です。これは古い年が去るのと一緒に人間の過去、現在、未 来の三つの世界にわたる百八の煩悩を鐘を打つことでたたき出し、すがすがしい 気持ちで新年を迎えるという意味が込められていると言われています。12月の別 名を師走と言います。忙しく過ごした皆様も来年こそは良い年になるよう祈念して お過ごしください。

2022年は五黄(ごおう)の寅年で36年に一度の寅年です。非常に強い運の年 といわれております。目標をもって仕事にあたり、アオイ福原にとっても皆様にとっても良い年になりますよう祈念いたします。

       

取締役会長 小島 哲

戻る