「年の瀬を迎えて」

 師走という名のとおり、気がつけばもう2022年も終わりのカウント ダウンが始まりました。今年も早いもので、年末ご挨拶をさせていただく時期となりました。

昨年も今年もコロナ、コロナで振り回された年でした。しかしながらコロナ禍を言  い訳にはできません。今年も社員の皆様、お得意先の皆様達、多くの方々に支えられて、 無事に元気で年末を迎えることができました。ありがとうございます。

 ロシアとウクライナの戦争も先が見えないなか、北朝鮮のミサイル発射、異常 なまでの円安進行など不安な材料がたくさんありますが地に足をつけた経営をしておればどんなこと でも乗り越えられます。

1. 自己を良く知れ。

2. 20%の余力を残す。

3. 80%で適正利益が得られる 体制づくり。

 私は今までこれを信条にして経営をやってきました。23歳から家業につき、 11月19日で満88歳になりました。これまでやってこれたのも社員の 皆様が私の信条を守っての経営に協力してくれているからです。ありがとうございます。

 今年京セラの創業者の稲盛様が90歳で逝去されましたが、この方の信条に、

「変化に順応する柔軟性を絶やさず、前向きに進んでいくには一日一日の積み重ねが土台になる。 先行きが不透明な日々に悲観しすぎることはなく、今できることに一つ一つ取り組んでいけば、 やがて大きな集大成になると信じて人生を送る。」

「誠実さが、売り手と買い手を結びつける。」

 本当にこの通りだと思います。

 お得意先様、仕入れ先様に支えられて商いが上手くいくのです。 この心を全社員が持って仕事に当たればどんな不況でも乗り越えることが出来ます。

 種々な困難にあっても、それを乗り越えるのが経営の力であり、最終的には人できまるのです。

 長いコロナ禍ですが初代喜太郎は「朝の来ない夜は無い」と、良く話してくれました。

 明日を信じて全員元気で2023年兎年を迎えましょう。

 1年間ご苦労様でした。

 皆様にとって2023年が素晴らしい年でありますよう心よりお祈りいたします。                       

アオイ福原(株)
取締役会長 小島 哲

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