明けましておめでとうございます。社員の皆様にはご家族お揃いで新たな気持ちで新年をお迎えになられたことと思います。本年も健康に留意し頑張ってまいりましょう。
2024年は自然災害の多い年でした。年明けの能登の地震、9月の大雨等各地で被害がでました。本年は巳年です。巳年は「復活と再生」の出来る年と言われています。また「巳」を「実」にたとえ実を結ぶ年とも言われています。前を向いて全員で頑張っていきましょう。
1948年(昭和23年)に先々代小島喜太郎が創業し75年余がたちました。広島にアオイ洋紙を設立し43年、アオイ福原㈱になって19年、社員の皆様のおかげで紆余曲折がありながらも今のアオイ福原㈱が繁栄存続できました。皆様の協力があってのものです。ありがとうございます。
企業30年説、50年説・・・世間では言われておりますが、そのターニングポイントを読み間違えないで正しい判断をしていけば企業は永遠です。
松下幸之助の残した言葉に「1日の遅れは100日の遅れ」があります。昭和10年代幸之助がスイッチ工場を訪れ、幸之助が昭和2年に考案したスイッチが机の上にあり、懐かしそうにそれをパチパチやっていたが、課長に「今のスイッチはどんなになっているのか」と尋ねました。
「はい、今もこれを作らせてもらってます」その言葉を聞くと、みるみる表情が険しくなり「このスイッチはわしが作ったやつや。君が考えたのはどれや、君は何もやってないのか」と逆鱗にふれたと言われています。
永遠の企業を目指す今こそ、一を聞いて、一を尋ねて、“ああそうか”では遅いのです。一を聞いて即二を知り、そして三を考えて実行に移す。スピーデイーに物事を行い、次々と新しい考えを、持ち場持ち場で生み出して実行して行ってください。そうすれば企業の衰退はありません。
ターニングポイントも難なく乗りきれます。そして新しい展開ができます。全社員の皆様がそうなることを期待しております。今年もいい年だったねと終われるよう一致協力してやりきりましょう。
本年が皆様とご家族の皆様にとりまして健康で活力あふれる幸せな年でありますよう祈念いたします。
代表取締役社長 小島 健知