アオイ福原、日々のコラム
今年の夏は、
7月頭の梅雨明け直ぐに本格的な夏が来て、
連日の猛暑続きとなりました。
近年では
35℃の猛暑日は当たり前になり、
40℃超えも珍しくありません。

気象庁によると、
国内で40℃以上の日は
2018年から毎年観測されているとのことです。
今年4月17日、
気象庁が
「最高気温40℃以上の日の新たな名称を
『酷暑日』に決め、
天気予報などで使う予報用語に追加し、
今年の夏から運用する」
と発表しました。
近年の記録的な高温を受け、
危険な暑さであることを
簡潔に伝えて
注意喚起を強める事が目的です。

この『酷暑日』の名称の
決め方ですが、
有識者、専門家の中だけで
決めたのではなく、
気象庁のホームページにおいて、
今年2月~3月の間にアンケートを実施し、
その回答を基に制定されました。
このアンケート結果の一部をご紹介します。
上記、得票数上位以外にも、
熱暑日、
激暑日、
灼熱日、
鬼暑日、
沸騰日、
熱盛日など、
ユニークな名称も
挙がっていました。

結果的に、
一般財団法人日本気象協会が
2022年から
最高気温40℃以上の日を指す用語として
独自に使用していた
『酷暑日』が
同アンケートでも
最も多く支持を集めました。
社会的にもなじみがあり、
日本語としても適切であると
有識者からも判断され、
正式な予報用語としての
『酷暑日』
が誕生したのです。
ちなみに、
『猛暑日』
が制定されたのが
2007年4月でした。
それまでは
『真夏日』
のみが気象用語として
最高気温30℃以上の日に
使用されていました。
それから約20年で、
気候は次の段階へと
変化したと言えるでしょう。

厳しい暑さが
日常になりつつある今
『酷暑日』
という言葉の誕生は、
私たちの暮らしや気候が
大きく変わりつつあることを
改めて教えてくれます。
言葉の重みを受け止めつつ、
夏を安全に乗り切る工夫を
大切にしていきたいものです。

福山支店 井上

