花火

夏といえば、皆さんは何を連想しますか?
スイカやかき氷などの食べ物、キャンプ、海や祭りなどレジャーやイベント等が挙げられると思います。
今回は数ある夏の風物詩の中で、花火についてお話ししたいと思います。

花火には、祭りなどで夜空いっぱいに広がる打ち上げ花火や、音楽に合わせたものや、特定の形に設計された仕掛け花火、家族や友人と楽しむおもちゃ花火と呼ばれる線香花火やねずみ花火などがあります。

花火の色は、火薬に混ぜる金属の種類によって決まります。ナトリウムは黄色、銅は青緑色、ストロンチウムは赤色など、これらを組み合わせて作られています。

花火が本格的に日本に広まったのは江戸時代で、隅田川花火大会が最古です。日本では先祖や亡くなった人の霊を供養する意味合いがある為、夏のお盆の時期に花火大会が多く、海外ではお祝いの意味が込められている為、祝日やイベントの際に多く打ち上げられます。

日本の花火は球体で、その名の通り花が咲いたように空いっぱいに丸く広がり、数種類の火薬を使用して色の変化を楽しみます。これが普通だと思っていましたが、海外の花火は円筒形で、打ち上げるとクラッカーのように下から上へ一方向で色の変化も少ないようです。いずれにしても、美しさ・迫力・儚さは花火の魅力です。

ちなみに、福山のあしだ川花火大会は県内で一番大きな花火大会で、花火の数は約16,000発、尾道住吉花火まつりでは約13,000発の花火が上がります。国内で最も花火数が多いのは、約40,000発の花火が打ち上げられる長野県の諏訪湖祭湖上花火大会です。

これから各地で花火大会が開催されるので、日本ならではの花火師の繊細な技術をこの夏堪能してみてはいかがでしょうか。

福山支店 事務課

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