夏から秋へ

 今年の夏も暑かったですね。猛暑日(最高気温35℃以上)が何日あったのだろう…と思い、気象庁のホームページを見てみました。

251010-2 酷暑の夏@みいみいE

広島県内では、広島・呉・福山の3地点の観測値が出ていました。6~8月の値ですが、広島が18日、呉が4日、福山が26日でした。福山が一番多いですね。26日は平年差+18日だそうです。

 ようやく暑さも落ち着き過ごしやすい季節になりますね。そこで目で感じる秋として秋の花を調べてみました。代表的なものといえば、コスモス・ダリア・リンドウ・ガーベラ・金木犀などありますが、今回は彼岸花をとり上げてみます。

251010-5 土手に咲く彼岸花と秋の青空@ぴぴふぉと

彼岸花は中国大陸から渡来したと考えられており、土手・堤防・あぜ・墓地・線路の際などでよく見かけます。名前は、秋の彼岸ごろ花茎を伸ばして鮮やかな紅色の花が開花する事に由来。赤い花が一般的ですが白い花を咲かせる品種もあり、「曼珠沙華」「リコリス」と呼ばれることもあります。

また、地方のみで通じた異名が派生し数100~1000種以上あると言われているそうです。中には、「地獄花」「幽霊花」など不吉な別名も多くありました。他にも「ハミズハナミズ」という別名があり、カタカナで書くと不思議な感じがしますが漢字で書くと「葉見ず花見ず」となり、開花時に葉が無く花と葉を同時に見られないことから付いたそうです。実は、球根は有毒でモグラやネズミなどの害獣対策としてあぜに植えられたという考えもあるそうです。

県内では、三次市吉舎町に「辻ヒガンバナ群生地」という名所があり地元の方が長年にわたり草刈りなど環境整備されています。過去の写真を見ると、密集して咲く彼岸花で辺り一帯が真っ赤に染まってきれいでした。しかし、8年前に鹿の食害により花が激減。柵を設置するなど元の状態に戻すよう努力されているそうです。


福山市神辺町の堂々公園も有名で赤と白の花が川沿いにたくさん咲くそうで、10月上旬までが見ごろのようです。


みなさんも、鮮やかな花の色や金木犀の香りなどで秋を感じてみてください。


251010-4 爽やかな香りの金木犀@Sousuke48



夏の疲れと気温差で体調を崩しやすい時期ですし、まだコロナも流行していますので、体調管理に気を付けながら短い秋を楽しみたいですね。

尾道本店 事務課

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