日本は、世界有数の地震大国です。
世界の約0.29%という少ない国土面積 であるのに対し、地震の発生回数の割合は、全世界で発生したマグニチュード6以上の地震が約18.5%と非常に高い値をしめています。
日本国内では30年以内に首都圏直下 地震や南海トラフ地震など、マグニチュード7を超える大規模な地震が発生する可能性が70%を超えているとされています。
地震は『いつ』『どこ』で発生するか 分かりません。自分自身や家族の尊い生命・財産を守るために、いつでも冷静に行動できるよう日頃から地震に備えるとともに、地震に対する知識や心得を身に着けておくことが大切で、地震大国である日本で暮らす以上、地震に対する備えは必要だと思います。
地震は突然やってくる自然災害であり、その被害は甚大です。地震に備えることは、私たちの安全と安心を確保するために不可欠です。
そのためにまず必要となるのが、非常 用キットの準備です。このキットには、食料、水、医薬品、懐中電灯、ラジオ、そして応急処置キットなど、緊急時に必要なものが含まれます。非常用キットは家庭内に常備し、定期的に内容を点検・更新することが重要です。
次に、緊急時に連絡を取り合えるよう、緊急連絡先リストを作成しましょう。このリストには、家族や友人、近所の連絡先、救助隊、病院などの情報が含まれます。災害時に円滑なコミュニケーションを確保することが、迅速な対応につながります。
また、避難場所や非常出口を確認し、家族で避難訓練を行うことも重要です。災害時にはパニックになりやすいため、事前に適切な行動を練習しておくことが安全を確保します。重い家具や壁掛け物も、地震に備えて安全な位置に固定し転倒・落下・移動防止策が大切です。
さらに、地震保険に加入することも検討しましょう。地震による建物や財産の被害を保証してくれる保険は、普及や債券の費用を軽減する助けとなります。
最後に、地震が発生した際の行動原則を家族で共有し、安全な場所への避難を心がけましょう。緊急時の冷静な判断と迅速な行動が、被害を最小限に抑える鍵となります。
地震の備えは、事前の準備と計画が重要です。これらの対策を講じることで、地震による被害を最小限に抑え、安全な生活を維持することができると考えられます。
広島本店 業務部