ウォーキングの効果

ウォーキングは体によいと聞きますがどのような健康効果があるのか分かりにくいものです。ウォーキングがもたらす健康効果について調べてみました。

○脂肪を燃焼するダイエット効果

ウォーキングにより脂肪が燃焼して体重を減らせます。定期的なウォーキングは無理なく脂肪を燃焼させる方法として最適です。例えば体重60キロの人が30分程ウォーキングをすると、100キロカロリー程度が消費されます。

○疲労を回復する効果

ウォーキングは睡眠の質を向上させます。米国睡眠財団はウォーキングをはじめとする軽い運動は、激しい運動よりも睡眠の質を向上させるという調査結果を発表しました。また、ウォーキングは抑うつのリスクを下げる効果もあるといわれています。

○生活習慣病の予防にも効果

生活習慣病は食事や運動、ストレスなどの生活習慣が原因で起こる病気です。主に高血圧や糖尿病、循環器の病気などがあげられます。ウォーキングは血流の流れを改善し高血圧や心臓病などのリスクをおさえられる運動です。アメリカの研究では歩行習慣がある人はそうでない人と比べて糖尿病の発症リスクが低下するという結果が出ています。日本の研究でも、肥満の人が毎日3000歩多く歩くことで血圧や体重データが改善しました。

○身体機能強化・維持に役立つ3つの効果

・基礎代謝を向上させる

・心臓や肺を強くする

・関節の可動域を広げる

ウォーキングを続ける事で、心肺機能が鍛えられ身体機能に良い影響を与えます。ウォーキングを取り入れた高齢者施設では多くの人の身体機能が高まったという報告もあります。

○メンタルヘルスの改善に役立つ

ウォーキングは肉体だけでなく、精神の健康にも役立ちます。ウォーキングを習慣にすると、前向きな気持ちになるホルモン「セロトニン」が増え、ストレスに関係の深いホルモン「コルチゾール」を減らせます。セロトニンは太陽の光を浴びながらリズム運動をすると活発に分泌されるホルモンです。7日で2時間ウォーキングをした人は将来うつ病になりにくいという研究結果が発表されています。

ウォーキングがもたらす健康効果はダイエット効果や生活習慣病の予防など多岐にわたります。自分に適したペースで適切な栄養補給を心がけてウォーキングを続けてみるのもいいかもしれないですね。

福山支店 天田 伸

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