昨年同様各地で、連日猛暑が続いていましたが、やっと秋らしい気候になってきました。
これからだんだん涼しくなるにつれて、各地でマラソン大会が開催されると思います。自分の親戚や友達などが走っていると、ひときわ大きな声援を送りたくなりますよね。
ランナーに対する応援は、いくつかあります。例えば、「がんばれ!ナイスラン!よく足が動いてるよ!」「まだ、いける。いい走りだ!もう少しで、ゴールだ!」などです。ランナーにとって、沿道の応援はとても力になります。
それでは、ランナーにとって一番嬉しい声援とは、どんなものなのでしょうか?
応援する事は、する側もされる側も気持ち良いのですが、場合によっては不適切な意味になってしまう事があります。
ラスト一キロ地点で、「がんばれ!」と言われても、「もう頑張ってるよ!」「もうこれ以上無理!」なんて思ったりしないでしょうか?
声援はとても有難いものですが、「頑張ってないのかな?」なんて、思ってしまう場面があります。
それより、「カッコイイ!ナイスラン!良い走り!」なんて言われると、「まだ、行けるぞ、みんなが、応援してくれてる!」と思い、より一層頑張れると思います。
アンダードック効果と言うものがありますが、これは、一生懸命頑張っている姿を応援したくなる事を言います。
例えば、運動会で最後尾を走っている子供に大声援を送っている場面がよくあると思います。これは、一生懸命さが観客に伝わり起こる場面といえるでしょう。
マラソンでもそうです。ラスト2、3キロは誰もが頑張っています。むしろ、頑張らないと走れません。それは、ランナーでなくても応援する側にも、伝わっています。だから、みんな応援したくなるのです。
持久力スポーツの「代表格」であるマラソンは、ランナーにとって応援はとても励みになる有り難いものです。
もし、皆さんが応援する機会があったら、褒める言葉と共に、ゼッケン番号もコールしてあげて下さい。ランナーは何倍もの元気と勇気がもらえるはずです。
福山支店 業務部