脱プラスチックの流れの中で、市販のお菓子の袋に少しずつ増えてきている紙包装。
気がついたらプラスチックから紙になっているものが目に入るようになってきました。
「紙の包装」
たしかKitKat(キットカット)が先鞭をつけたと思うんだけど、どのくらい増えたんだろ?
今回リサーチしにスーパーに行ったら、何種類か置いてあった。
お菓子の二次包装(直接食品に触れない外袋)(キットカットもコレ)が多いんだけど、なんと和風だしにも紙包装バージョンがあった。
オッと目を惹いたのはポテトチップスにも紙包装ver.が登場してた。
へぇ!直接に食品に触れる一次包装の紙包装も出てきたんだ。ポテチは油使ってるし、紙は油に弱い?(染みていく)から、内側にどんな加工をしてるんだろう?と、そんなところに興味が湧くのは「紙屋あるある」でしょうか。
ちょっとだけ解説すると、紙は水分、油分に弱いので、直接食品に触れる包装には向いてないのですが、脱プラの動きを受けて開発されたのが、内側にアルミフィルムを貼ったり、コート紙の生産で培った技術を応用して紙の表面(この場合、内側ですね)に水や油を通しにくい薬品をコーティングした素材を開発して、この紙包装に使えるようにしてある。製紙会社、印刷会社の努力、食品メーカーさんの協力の賜物だと思う。
とはいえフィルム包装(プラスチック)の方がコスト安いから、紙包装は先ずは高級路線での展開になるのかな。
へぇ…と買い物カゴに入れてたけど、こうしてみると ちょっとずつ種類が増えてきてるようですね。
これからもチェックしていきます。